「体操・全日本種目別選手権」(23日、高崎アリーナ)
世界選手権(10月開幕、シュツットガルト)代表最終選考会を兼ねて、男子6種目、女子4種目の決勝が行われた。
女子で腰痛のためNHK杯を欠場し、代表入りが消滅していた昨年の世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛(22)=日体ク=は、復帰戦で跳馬のみに出場し、ただ1人2本平均14点台で圧勝した。ただ、その後の表彰式では涙。代表選手が発表される中で「悔しい気持ちが出た。表彰式が一番キツかった」と、やりきれない思いがこみ上げた。今後はけがを完治させ、8月末の全日本シニア(福井)出場を目指す。