組織委が五輪チケット詐欺に注意喚起当落発表は6月20日「URLは貼りません」

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日午前11時59分で、五輪のチケット抽選申し込みの受け付けを終了した。当初は28日午後11時59分に締め切りの予定だったが、“駆け込み申請”のアクセスの集中により、12時間延長した。組織委は今後、抽選を行い結果を6月20日に発表する。当選者は7月2日までにチケットを一括購入することが求められる。

 組織委は当選、購入段階での詐欺行為の発生について、注意喚起を行った。鈴木秀紀チケッティング部長は「昨今の状況を考えると、当選の時期に関連のプロセスの中で詐欺メールが送られる可能性がある。詐欺行為には十分にご注意ください」と、話した。通知は公式サイトか、メール。購入に関してはコンビニでの現金決済(30万円未満)か、VISAカードによる決済となる。鈴木部長は「手紙や電話での案内はありません。メールについても通常はリンクのURLを貼るが、貼らない。メールがきて、URLが張り付けてあった場合は偽メールと考えてほしい」と、呼びかけた。

 秋には公式サイトで先着順の販売もスタートする。20年の春以降には東京都内の販売所の窓口でも購入でき、組織委による公式の再販売も行う。組織委によると、締め切り時点でチケット申し込みに必要なIDの発行は750万人。総アクセス数は約2425万件だったという。

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