納谷が土つかず3連勝、幕下では初めて「かっこ悪いところ見せられない」兄弟子の自覚

3連勝に笑顔を見せる納谷=エディオンアリーナ大阪(撮影・佐藤厚)
3枚

 「大相撲春場所6日目」(15日、エディオンアリーナ大阪)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男、東幕下51枚目の納谷(19)=大嶽=が天鎧鵬(尾上)を押し倒して幕下で初めて1番相撲から3連勝とした。

 押し込んで、ともに突きをこらえる展開。我慢して徐々に圧力をかけて最後はパワーでねじ伏せた。

 「我慢できたのが良かった。体がよく動いている」と納得顔。今場所は初日から「緊張している」と言う初めての感覚。「体も動かさなきゃと思うし、いい緊張感」と、ほどよい緊張が好調につながっている。

 新弟子も2人入り、兄弟子の自覚も出てきた。「かっこ悪いところは見せられない。かっこいいところを見せたい」と、一気に勝ち越しを決めるつもりだ。

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