張本智和、石川佳純とのペア決定に緊張感も「プレーで引っ張れるように」

仙台市スポーツ大賞に選ばれ、郡市長(右)から表彰された張本智和
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 卓球男子の張本智和(15)=エリートアカデミー=が10日、仙台市内で取材に応じた。世界選手権(4月、ブダペスト)では全3種目の代表に選ばれ、混合ダブルスでは石川佳純(26)=全農=とペアを組むことが9日に決まったことを受けて、「初めて組ませてもらうが、前回の(同種目)世界王者でもある石川さんについていきたい。金メダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 この日は出身地の仙台市や宮城県の特別表彰式に出席し、後援会主催の祝賀会にも参加。壇上あいさつでは「世界選手権では3種目全てでメダルを獲得し、一番の目標の金メダルを目指し頑張る」と決意を新たにした。

 混合ダブルスで初めて組む石川は、張本が物心ついた頃から第一線で活躍していたトップ選手だけに、「五輪に2回出られている女子卓球の第一人者。2年前の混合ダブルスでは世界王者にもなっているので、憧れです」とリスペクト。ただ、自身は11歳年上の選手とダブルスを組んだ経験はないだけに「正直不安もある」と緊張感も吐露しつつも、「男子のボールの方が威力はあると思うので、プレーでは引っ張れるように」と襟を正し、気を引き締めた。

 まずは、張本&石川組の初陣となるワールドツアー・プラチナ・カタール・オープン(26日開幕)に向けて、「練習から協力して頑張っていきたいです」と気合を入れた。

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