文字サイズ

早田ひな、大金星8強 佳純撃破!東京五輪へ羽ばたけ18歳!

 「卓球・全日本選手権」(18日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルス6回戦で、早田ひな(18)=日本生命=が石川佳純(25)=全農=に4-1で勝利し、3大会ぶり2度目の8強入りを果たした。連覇が懸かる伊藤美誠(スターツ)も準々決勝に進んだが、前回準優勝の平野美宇(日本生命)は、5回戦で14歳の木原美悠(エリートアカデミー)に敗れた。男子シングルスは前回王者の張本智和(エリートアカデミー)、水谷隼(木下グループ)らが順当に8強入り。女子ダブルスは連覇を狙う伊藤、早田組が4強に進んだ。

 ビビりだったヒナが翼を大きく広げるようにラケットを思い切り振りまくる。早田はバックハンドでの駆け引きで優位に立ち、チャンスで相手をはじき飛ばすくらいの強打を放ち、7ゲーム制の試合では石川から初めて勝利を挙げた。「苦しい場面で耐えることができたので最後勝った時はすごくうれしかった」。成長を示す殊勲の1勝に思わず両手でガッツポーズした。

 台から少し後ろに下がり、相手の球を見極めながらラケットを振り抜く本来のスタイルを再発見したのは最近だ。以前は伊藤や平野らテンポの速い卓球に対応するため台の近くに立って素早く打つプレーをしていたが、我慢できず打ち急ぐことでミスも目立つ。166センチの早田の持ち味であるリーチやパワーも発揮し切れていなかったが、伊藤とダブルスの試合や練習を重ねる内に適性に気づいた。

 「(台から下がって)待って打ったり、ためてから持ち味のフォアドライブを打つことができるのは伊藤選手と組んで学んだ」

 覚醒の舞台は両国国技館での白星だった。Tリーグ開幕戦で大観衆に見つめられながら台湾のエース鄭怡静と対戦。サーブで手が震え「こんなんで試合できるのかな」と緊張に襲われたが、勇気を振り絞り台の後ろに下がり、ラリーで優位に立てた。「あそこで負けていたら自信をなくしていた。自分の卓球はこれなんだと」。技術的にも精神的にも大きな手応えが残った。

 相撲の聖地でつかんだ自信が金星につながったが、喜びに浸るのは一瞬だけだ。「勝てたことはうれしいけど、最終目標じゃない」。同学年の伊藤、平野に続く日本一。そしてその先の東京五輪代表も見据える。「チャレンジできる恵まれた年なので、最後まであきらめず頑張りたい」。大きく羽ばたくときは近い。

関連ニュース

    デイリーペディア

      編集者のオススメ記事

      スポーツ最新ニュース

      もっとみる

      主要ニュース

      ランキング(スポーツ)

      話題の写真ランキング

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス