桐蔭学園“エア・ラグビー”で一丸 藤原監督「考えて練習しないといけない」

 第98回全国高校ラグビー大会は7日午後2時から、東大阪市の花園ラグビー場で大阪桐蔭(大阪第1)-桐蔭学園(神奈川)の決勝が行われる。桐蔭学園は6日、神戸市内で練習し、最後はボールを使わない“エア・ラグビー”で締めた。

 桐蔭学園は約2時間の調整を行った。練習の最後に行われたのは“エア・ラグビー”。試合さながらにFW陣はモールをつくり、BK陣は左右に展開。激しいタックルも繰り出すが、そこにだ円球はない。

 藤原秀之監督(50)は「コミュニケーションをとっていないと、どこにボールがあるかわからなくなる。考えて練習しないといけない」と説明。同校では日頃から取り入れている方法で、まるでボールがあるように見えるのは選手の意図が一つになっているからだ。

 主将のSH小西泰聖(3年)は、体格で上回る大阪桐蔭への「コンタクトも想定している」と“エア”で準備を整えた。8年前は東福岡との両校優勝。「単独優勝を達成したい」と気持ちを込めた。

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