相撲協会が「付け人特別研修会」開催 鶴竜「互いに感謝、胸に刻む」

 日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で関取を対象に「付け人に関する特別研修会」を行った。冬巡業で元幕内貴ノ岩が付け人を暴行し、7日に引退したことを受け、来年2月に予定していた研修を前倒しした。

 約20分の研修では八角理事長(元横綱北勝海)が関取相手に訓示。力士会会長の横綱鶴竜(井筒)は「関取にとって付け人は自分の若い衆ではない。親方から借りている。互いに感謝してやってほしいという話だった。全関取がこの話を胸に刻み守ることが大事」と、話した。

 春場所では元十両貴公俊(千賀ノ浦)が支度部屋で付け人に暴力を振るった問題も起きた。「暴力を振るうのはダメと認識していきたい。忘れずに行動に移すしかない」と、鶴竜は神妙に語った。

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