マラソン原被告に執行猶予4年 スーパーで万引き

 スーパーで菓子などを万引したとして、窃盗の罪に問われた陸上の世界選手権女子マラソンの元代表選手原裕美子被告(36)に、前橋地裁太田支部は3日、懲役1年、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡した。

 奥山雅哉裁判官は判決で、摂食障害が一定程度影響したとした上で、原被告に完全責任能力があったと認定した。原被告は閉廷後に記者会見。「今後しっかりと治療し、同じように苦しんでいる方に少しでも勇気を与えられるよう生きていきたい」と涙で声を詰まらせながら話した。

 原被告は世界選手権に2度出場し、2005年のヘルシンキ大会では6位入賞の実績を持つ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス