大坂なおみ 全米表彰式での涙「後悔はない」【一問一答・2】

 テニスの全米オープン女子シングルスで、男女通じて日本史上初の四大大会制覇を成し遂げた大坂なおみ(20)=日清食品=が17日、“凱旋試合”となる東レ・パンパシフィック・オープン(東京・アリーナ立川立飛)に向けた記者会見に出席した。日本スポーツ界に残る偉業で、日本中に“なおみフィーバー”が巻き起こる中、リラックスした表情で意気込みを語った。

 以下は一問一答【2】。

 -この1週間は忙しかったと思うが。

 「他のトーナメントに臨む時と同じような準備をしてきた。ジムにいったり、いつもとすべて同じような準備ができたと思う」

 -全米オープンの優勝は特別だった?

 「もちろん私にとって特別な大会だった。そこで優勝できたのは本当にうれしく思う。でも、この東レの大会にも通じる思いがある。大事に戦いたい。東レは何年もプレーしているし、一度決勝にも残っている。特別な大会だと思っている」

 -ベイジンコーチが、データを利用したコーチングをされていると思うが、メンタル面にいい影響はあるか?

 「ノー(笑)。メンタル面には特に」(冗談めかし)

 「もしかしたら、相手のことがよく分かることで心の準備ができているのかもしれない。ちょっとはあります」

 -全米オープンの決勝で泣いたことに対して同情が寄せられている。あの時はもう少し自分の勝利を噛みしめるべきだったと思う?

 「そもそもセレモニーに出て、いいものを見せるのが得意ではなかったので。インディアンウェルズの時もそうだったけど、やはりあの時もみなさんの期待と違った形のセレモニーになったと思う。ただ、そういう私に非常にたくさんの方々が思いを寄せてくださるのはうれしく思ってます」

 「自分としては(全米の)雰囲気が悲しいものだと思ってはいない。私としてはどんな時でも自分らしさを出しているつもりですし、どういう風にすればよかったというような後悔はない。その時に感情的になったというのも、またそれが自分にとっての自然なリアクションだったと思う」

 -時差は問題ない?カツ丼は食べられたか?

 「私にとって米国から日本に来るのは楽な移動。多少時差ぼけはあったけど、問題ない。カツ丼はまだ食べてないですけど、できればこの大会後、アジアラウンドが終わってから食べたいし、できれば天ぷらも食べたい」

 -日本のファンにメッセージを

 「応援ありがとうございます」(手でハートマークを作る)

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