体操男子 人為的ミスでの代表交代で水鳥強化本部長が謝罪「重く受け止めている」

 体操男子ナショナルチームの公開練習が11日、都内で行われた。先日のアジア大会代表選考で計算システム作業の人為的処理ミスにより、代表に入れ替わりが発生し、発表されていたロンドン、リオ両五輪代表の加藤凌平(コナミ)から長谷川智将(徳洲会)に変更された件について、水鳥寿思強化本部長が謝罪した。「アジア大会の代表選考の中で手順の人的ミスがあった関係で誤って代表選手を選出してしまった、それを訂正したことによって選手、関係者の皆様に非常にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを本当に申し訳なく思っております。本当に申し訳ありませんでした」と、頭を下げた。

 また「そうした手順のミスがあったことに対しては本会としましても非常に重く受け止めておりまして、今、どういった対策をすればこういったことが起こらないか、強化本部の方で案を出しながら協会全体で考えていきたい」と、再発防止を誓った。代表から外れることになった加藤には、今合宿の前に謝罪したという。

 代わって代表入りした長谷川は「最初は凌平の気持ちも考えたし、複雑な思いはあった。でも、悩んだまま結果が残せないことが最悪。もうやるしかない。金メダルを持って帰ってくるという思いでいる」と、強い思いを語った。

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