日本体操協会 アジア大会代表選考計算処理ミス メンバー急転入れ替えで謝罪

 日本体操協会は2日、前日の全日本種目別選手権後に発表した8月開幕のアジア大会(ジャカルタ)代表について、代表選考計算システム作業の人為的処理ミスにより、代表に入れ替わりが出たことを発表した。発表されていたロンドン、リオ両五輪代表の加藤凌平(コナミ)から長谷川智将(徳洲会)に変更される。

 体操協会は「日本代表選考という重要な案件でこのような事態を招いたことについて、加藤凌平選手並びにその関係者の皆さま、その他の本会にご支援ご協力をいただいております皆様に対して、深くお詫び申し上げます。今後、複雑化する代表選考方法の算出について検討チームを立ち上げて、今回のようなミスを出さない対策案を作成していく予定です」と、謝罪とともに再発防止を誓った。

 アジア大会の代表選考では個人総合で代表権を獲得した3人の全日本選手権予選、決勝、NHK杯の3大会のうち、上位2大会の得点平均点をもとに、最も団体を想定したチーム得点が高くなる2人を加える要項だったが、人為的なミスにより、世界選手権選考で採用する全日本選手権予選、決勝、NHK杯、種目別予選、決勝の5大会のうち上位3大会の平均をもとに算出してしまったという。

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