日大・宮川選手、アメフット復帰の意思なし 関東学連に反省文提出

 関東学生アメリカンフットボール連盟は20日、都内で1部リーグ監督会との懇談会を行い、悪質タックル問題で処分を受けた日大への今後の対応などについて意見交換した。報道陣の取材に応じた森本啓司専務理事は、日大の宮川泰介選手から反省文が提出されたことを明かした。

 反省文は先週末に提出され、「(首脳陣から反則の)指示があったとはいえ、逆らえずにやってしまったことは自分の弱さであり、深く反省している」という趣旨の内容で、日大チームの出場資格復帰を求めるものだったが、自身の競技復帰には触れていなかったという。

 宮川選手本人と18日に面会したという森本専務理事は「『自分がチームに戻るつもりはない。それ(復帰)は考えていない』と言っていた」と明かした。また、森本氏が大学に通っているのかを聞くと「行っている」と答えたという。

 日大の悪質タックル問題に関して、関東学連は規律委員会の調査で内田正人前監督らからの指示があったことを認定し、内田氏らを除名。宮川選手には18年度シーズン終了までの公式試合出場資格停止処分とし、「反省文を提出し、規律委員会との面談で危険が払拭されたことが確認されれば処分は解除される」としていた。ただ、宮川選手は5月22日の会見で「アメフットを続ける権利はない」と話していた。

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