東京五輪会場電力全て再生エネで 運営計画、環境に配慮

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、競技会場や選手村で使用する電力を大会史上初めて全て再生可能エネルギーで賄うなど、環境保全に配慮した最新の運営計画をまとめた。12日に詳細を明らかにした。

 国連が採択した気候変動対策など17分野での「持続可能な開発目標」に貢献することを打ち出し「解決モデルを世界に示す」としている。

 計画は、パリ協定が20年に始まることも踏まえ「脱炭素社会の礎を築く」と表明。太陽光など再生可能エネルギーの最大限の活用を図るほか、東日本大震災の「復興五輪」の観点から、東北地方で発電された電力を積極的に使うことも検討するとした。

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