2018.06.06

２０年東京五輪、金３０個は「可能」　ＪＯＣ理事会で目標を承認

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は５日、都内で理事会を開催し、２０年東京五輪の金メダル目標を史上最多となる３０個に設定したことを承認した。今年度に入り、５つのカテゴリー別（格闘技、記録競技など）のミーティングを実施。各競技団体からメダル目標などをヒアリングし、今回の目標をまとめた。

　日本の過去最多金メダル数は１９６４年東京大会と、０４年アテネ大会の１６個。前回の１６年リオ五輪では１２個で世界６位だった。３０個はリオ五輪に当てはめると世界２位にあたる。山下泰裕強化本部長は「達成可能な数字。若い選手も出てきているし、新種目もある。下方修正は考えてない」とキッパリ。競技別の目標数は伏せたが、自身の出身である柔道などの格闘技については「期待してます」とニヤリと笑った。