体操女子の世界選手権種目別床の金メダリスト村上茉愛（２１）と、男子の“ひねり王子”白井健三（２１）＝ともに日体大＝が５日、今季初戦となった個人総合の大会、アメリカン・カップを終え、成田空港に帰国した。

　村上は、得意の跳馬と床でトップタイの得点をマーク。個人総合金メダリストのハード（米国）と０・９６６点差の２位に食い込んだ。「ミスなく結果を残せた。自信につながるいい試合だった」と、演技内容に納得の表情を浮かべた。

　また、金メダリストとして初の海外大会。体操の本場・米国でも大きな声援を受け「みなさんに注目してもらっていて、知ってもらえたことを実感した。米国人じゃなくてもすごく応援してもらった。雰囲気を楽しめた」と、知名度アップにも手応えを感じていた。