河村・石田組が初優勝 団体ワタキューセイモアとアベック制覇
「日本実業団選抜・ソフトテニス選手権」(4日、島津アリーナ京都)
個人戦に国内トップ級の男女各18ペアが出場し、決勝が行われた。女子は河村佳奈・石田裕美(ワタキューセイモワ)が同社として大会初制覇。男子は船水雄太・水澤悠太(NTT西日本)が優勝した。今大会で初めて開催された団体戦でも女子はワタキューセイモワ、男子はNTT西日本が優勝し、それぞれ個人戦との2冠を果たした。
個人戦女子でワタキューセイモワ勢として初優勝した石田は「素直にうれしい。たくさんの方に支えていただいた」と声を弾ませた。河村は昨年、別のペアで決勝まで進んだが準優勝。「一年前は強い相手に勝手に苦手意識を持ってしまい、悔しい思いだけが残った。絶対に負けないという気持ちだった」と雪辱を胸に臨んだ。「(オフの)1、2月に取り組んだことが間違っていなかった」と貫禄のストレート勝ちだ。
また、同社としては団体戦と2冠。チームを率いた石井友梨主将は「2018年シーズンに向けて勢いをつけたかった。勝ててよかった」と笑顔を咲かせた。今季の試金石となる大会で「相手の分析もできた」と収穫も口にしていた。