張本、五輪代表前哨戦を競り勝ち5位「絶対に負けられなかった」

 「卓球・アジア杯」(8日、横浜文化体育館)

 男子の5、6位決定戦で張本智和(14)=エリートアカデミー=がリオデジャネイロ五輪代表の丹羽孝希(23)=スヴェンソン=に4-3で競り勝った。女子の3位決定戦は世界ランク3位の石川佳純(25)=全農=が同8位の鄭怡静(台湾)を4-3で下し、3位。平野美宇(日本生命)は5、6位決定戦で杜凱琴(香港)に4-2で勝った。男女とも決勝は中国勢の争いとなり、男子は樊振東が林高遠を4-0で、女子は朱雨玲が陳夢を4-1で下して優勝した。

 男子シングルスで張本が、最終ゲームまでもつれた丹羽との日本勢対決を制した。3-1とリードしたものの、第5ゲームはマッチポイントを握りながら落とした。最終ゲームは8-10から逆転。東京へのライバルに競り勝ち「きょうは順位にかかわらず、東京五輪を考えたら絶対に負けられなかった」とほっとした表情で振り返った。

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