【優勝インタ】栃ノ心初優勝「テレビ電話で泣きながら話しました」
「大相撲初場所・千秋楽」(28日、両国国技館)
14日目に初優勝を決めた前頭三枚目の栃ノ心(春日野)が同5枚目の遠藤(追手海)を押し出しで下し、白星で千秋楽を締め、14勝1敗で初場所を終えた。表彰式では恒例の優勝インタビューを受け、「本当にうれしいです」を連発した。以下、栃ノ心の優勝インタビュー。
◇ ◇
-優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-初めての賜杯はどうでしたか。
「すごくうれしいです」
-優勝の心境は。
「本当に初めての優勝で、相撲界に入って12年。優勝できると思ったことはなかったので。今場所できて本当に幸せです」
-14勝1敗で三賞もダブル受賞。
「最高です。本当に。うれしいです」
-今場所どこが良かった。
「今場所前から調子が良くて、いいけいこができた。いい成績残せると思ったけど、優勝できるとは思っていなかった。本当にうれしいです」
-優勝を意識したのはいつ。
「10日目を越えて少しずつドキドキなりました。優勝できて本当にうれしいです。皆さん、親方、おかみさん、春日野部屋後援会の皆さん、日本人の皆さん、私の国の皆さん、本当に応援がいっぱいでありがとうございました」
-千秋楽も白星。
「昨日優勝決めましたが、今日勝って締めたかった。勝つことができて良かったです」
-けがに苦しんだ日々もあった。
「4年前、前十字じん帯を断裂して4場所休場、幕下55枚目まで落ちた。何度も辞めようと思ったのですが、こうやって皆さんが応援してくれるので力になりました」
-母国ジョージアの家族には報告した?
「昨日話しました。みんな喜んでくれて、みんな幸せでした」
-どう伝えた。
「テレビ電話で泣きながら話しました」
-改めて優勝の心境は。
「本当に最高です」
-来場所からは幕内最高優勝経験者として土俵に上がる。
「これからけいこを頑張って、親方の言うことを聞いて、来場所いい相撲を取れるように頑張ります」