八角理事長が挨拶で不祥事謝罪 ファンから「頑張れ」声援

協会あいさつを行う八角理事長(左から2人目)。左は鶴竜、右は高安、右から2人目は豪栄道=両国国技館(撮影・中田匡峻)
3枚

 「大相撲初場所・千秋楽」(28日、両国国技館)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が千秋楽恒例の協会による挨拶を行い、来場者や相撲中継の視聴者へ先場所から続く騒動を謝罪した。

 「千秋楽にあたり、つつしんでご挨拶申し上げます。はじめに大相撲ファンの皆さまには昨年末からご心配をおかけしており、大変申し訳なく、お詫び申し上げます」と冒頭で謝罪した理事長は「昨年の問題については相撲協会は真剣に再発防止に取り組んでまいります」と報告した。

 連日、満員御礼のにぎわいを見せていることには「本日ここに千秋楽を迎えることができましたことは、相撲を愛し、相撲を応援してくださる方の心からの温かいご支援のたまものとあつくお礼申し上げます」と感謝していた。

 「横綱白鵬、稀勢の里の休場は大変遺憾ではございますが、各力士は白熱した相撲で皆さまの期待にお応えできたものと存じます。今後はさらに大相撲の発展、土俵の充実につとめてまいります。より一層のご支援、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます」と結ぶと、場内からは拍手と声援、ヤジの声も飛んだ。総合的には、八角理事長に好意的な声援が多く「理事長頑張れ」、「はっかく~」というような声が多く聞かれた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス