高藤直寿「両手両足つる」も2年ぶりV 来夏の世界選手権内定1号に

 「柔道・グランドスラム東京」(2日、東京体育館)

 リオデジャネイロ五輪男子60キロ級銅メダリストの高藤直寿(24)=パーク24=は同階級で2年ぶりに優勝した。

 過去2戦2敗だった永山竜樹(東海大)と準決勝で対戦し、技ありで勝利。決勝では手足が痛そうなそぶりを何度も見せながらも浮落で一本を奪い、悲願の優勝を果たした。

 「両手両足が全部つった。気持ちでなんとかいきました」と苦笑いで振り返った高藤。「水ばっかり飲んでいたので。もうちょっとポカリ飲めばよかったのかな」ととぼけたが、今夏の世界選手権で優勝し今大会も制したことから、来夏の世界選手権代表内定1号となった。

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