宮原、氷上復帰に笑顔「思いっきり滑れた」 今季フリー曲は蝶々夫人

演技を終え笑顔を見せる宮原知子=関西大学 高槻キャンパスアイスアリーナ(撮影・山口登)
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 フィギュアスケートのアイスショーが2日、大阪府高槻市内のたかつきアイスアリーナで行われ、全日本女王の宮原知子(19)=関大=は左股関節疲労骨折での大会欠場を発表して以来初のスケーティングを披露した。また、平昌五輪シーズンである今季のプログラムについて、フリーは「蝶々夫人」で臨むと明かした。

 5月から氷上に復帰し「まだまだ感覚が戻っているわけじゃない」というが「足のことを考えず思いっきり滑れた」とにっこりはにかんだ宮原。

 ショートプログラムはまだ作っていない状況だが、フリーは浅田真央さんら多くのスケーターが滑ってきた「蝶々夫人」を使用する。振り付け師はトム・ディクソン。「自分らしい、宮原さんの蝶々夫人って言われるようなプログラムにしたい」と話した。

 アイスショーでは15-16シーズンに使用したエキシビションナンバー「翼をください」をピアノ、バイオリン、フルートの生演奏の中で披露。アンコールにも応え、昨季のフリープログラム「惑星」のショートバージョンを演技した。今年1月のアイスショー以来となる人前での演技に「気持ち的にはあまり緊張してなかったけど、思った以上に足が震えた。今までで一番楽しい気持ちが強かった」と話した。

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