村主、フィギュアで生計を立てられるのは「3人くらい」 年間約2000万の費用負担

 元フィギュアスケーターで振付師の村主章枝(36)が25日放送のMBS・TBS系「サタデープラス」に出演し、年間約2000万円かかっていたという現役時代を振り返った。さらに日本の選手でフィギュアで食べていけているのは「3人」と語り、厳しい現実を明かした。

 一流のフィギュア選手となると、

・靴、ブレード代26万

・衣装代60万

・リンク代400万

・レッスン代400万

・海外遠征400万

・国際試合300万

・振り付け代400万

と、年間約2000万の費用がかかる。

 村主はトリノ、ソルトレークと2度の五輪に出場したが、バンクーバー五輪に落選。以後は「成績が出なくなったことでスポンサー契約を打ち切られた」と厳しかった日々を振り返った。以後は生活のため会社員になったり、また公開でスポンサー探しをするなど苦労して現役生活を続けたが、14年に引退した。

 さらに日本の現役選手でフィギュアで生計を立てていられるのは具体的な名前は挙げなかったが「3人くらい」と苦笑い。「あとは本当に大変」と厳しい選手環境を明かした。

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