テニス日本選手の八百長追放で日本協会 錦織らからヒアリング検討
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テニスの不正監視団体、TIUが男子の三橋淳・元選手(27)に八百長行為などがあったとして、永久資格停止と罰金5万ドル(約565万円)の処分を科した問題で、日本協会が17日、都内で会見した。福井烈専務理事は「とても残念なニュース。テニス協会として大変遺憾で、心から残念」と険しい表情で話した。
日本協会として、TIUの処分を尊重すると発表。三橋元選手の選手及び指導者としての再登録は禁止となり、国内においても“永久追放”となる。また、再発防止に取り組むことも宣言。三橋元選手とダブルスを組んだことのある錦織圭らからヒアリングを行うことも検討する。
日本協会はTIUの処分決定後、三橋元選手との連絡を試みているが、現時点でコンタクトは取れていないという。ベトナムでビジネスを行っているという情報もあるが、高橋甫常務理事は「連絡を取らないといけないなと思っている」と、強い姿勢で原因究明に取り組む決意を明かした。