箱根ランナー・青学大の一色は途中棄権で救急搬送 給水取れずペース乱す

 スタートする一色恭志(手前)。途中棄権した=大津市皇子山陸上競技場
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 「びわ湖毎日マラソン」(5日、皇子山陸上競技場発着)

 陸上の世界選手権(8月・ロンドン)男子代表最終選考会を兼ねて行われ、青学大エースとして箱根駅伝3連覇などに貢献した一色恭志(22)は途中棄権に終わった。

 序盤は先頭集団に加わるも、最初の給水を取れず。15キロ付近から徐々に後退し、集団の後方につけた。しかし20キロ付近からさらに遅れ、25キロ付近から意識がもうろうとし始めたという。30キロを24位で通過したが、意識を失い救急車で病院に搬送された。

 その後連盟を通じ「5キロのところで、給水が取れなかった。折り返してから、向かい風が強く、体が冷えて動かなくなってしまった」とコメントを発表。来春から加入するGMOアスリーツの花田勝彦監督は「0からのスタート。力のある選手なので」と今後の奮起に期待を込めた。

 レースはエゼキエル・キプトー・チェビー(ケニア)が2時間9分6秒で優勝した。

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