3連覇狙うサントリーは冷や冷や6勝目

 「ラグビー・トップリーグ、サントリー22‐19ヤマハ発動機」(18日、秩父宮)

 4試合が行われ、上位8チームによるA組は、リーグ3連覇を狙うサントリーが22‐19でヤマハ発動機を下して6勝1敗とし、勝ち点32で19日に試合を残すパナソニックと並んだ。1試合を残して勝ち点21の東芝は4位以上が確定し、プレーオフ進出が決まった。下位8チームによるB組はリコー、NTTドコモ、近鉄がそれぞれ勝利。近鉄、リコー、豊田自動織機は、日本選手権出場を懸けたワイルドカードトーナメント出場を決めた。

 王者の意地で踏ん張った。サントリーは19‐19の試合終了直前、トライを狙った相手のキックパスをWTB塚本がカットすると一気に敵陣へ。ゴールライン手前で倒されたが反則を誘い、最後はCTBライアンがPGを決めて勝利を手にした。冷や冷やの展開に、大久保監督は「勝てたことはうれしいが、スクラムやラインアウトなど徹底的に鍛えて準決勝に向かいたい」と課題を挙げた。

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