台湾代表 決勝ホームの主将・陳傑憲「勝つことができて涙が出てきた」感情抑えきれず 左手指故障でも執念ヘッスラ「東京ドームが一つになった」
「WBC東京プール presented by ディップ 韓国代表4-5台湾代表」(8日、東京ドーム)
台湾代表が執念の逆転勝利で決勝トーナメント進出へ可能性をつないだ。延長十回、二塁走者の代走として起用された主将・陳傑憲内野手が三塁へ気迫のヘッドスライディングで野選をもぎ取り、スクイズで決勝のホームを踏んだ。
試合後の会見で陳は「勝つことができて涙が出てきた。私たちは諦めなかった。ファンはもっと諦めなかった。東京ドームが一つになった」と興奮気味に語った。生還してベンチに戻ると選手たちと熱い抱擁をかわし、ゲームセット後はもう溢れる感情を抑えることができなかった。
陳は5日のオーストラリア戦で左手指に死球を受けて途中交代。現地メディアに骨折していたと報じられたが、患部を固定してチームに帯同。三塁へのヘッドスライディングも指の痛みを乗り越え、セーフをもぎ取った。
残り試合がない中で決勝トーナメント進出の可能性を残し「コントロールできることは少ない。運命に委ねられている。待つだけ。神様がいいチャンスをくれると信じている」と力を込めた。
