内海3回0封!キューバ戦先発当確

 「WBC強化試合、阪神1‐0日本代表」(26日、京セラ)

 スタンバイOKだ。先発した巨人・内海が3回を1安打無失点。1次ラウンド3戦目の3月6日・キューバ戦(ヤフオクドーム)での先発がほぼ当確となった。

 切れ味鋭い直球と変化球を駆使した。二回と三回はいずれも先頭打者に出塁を許したが後続を断った。37球で虎を料理した。「今日はバランスよく投げることができた」と納得の表情。「ただ二回、三回と先頭打者を出してしまったので、今後はそのあたりを修正していきたい」と今後の課題も口にした。

 ここまで本調子ではなかった。17日の広島戦では2回3失点。だが自身にとって本大会前最後の実戦で結果を出した。好投したこの夜が京セラドームでの登板で、1次ラウンドもドームだけに東尾投手総合コーチは「思い切って使いやすい」と先発起用を示唆した。

 苦い経験がバネになった。09年の第2回WBCでは本来の姿を取り戻せず、本大会でわずか1試合の登板。今回の大会こそ“リベンジ”の場だ。そう自分に言い聞かせ、燃えていた。

 昨季まで2年連続最多勝左腕。侍ジャパンにとって欠かせない存在だ。

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