おつかれさま!引退する大物プロ野球選手たち 2018

 日米2703安打の松井稼頭央選手、広島を25年ぶりVに導いた新井選手、鉄腕守護神・岩瀬選手など大物選手が次々に引退を発表した。記録にも記憶にも残る名選手たち、今年は特に多かったのではないでしょうか。

公開日:2018.10.16

 昨年6月に通算2000安打を達成した中日の荒木雅博内野手(41)が6日、ナゴヤドームで記者会見して今季限りでの現役引退を表明。「やっとすっきりできる。やり切った。やり切り過ぎて涙も出ない」と晴れやかな表情だった。

中日・荒木、晴れやか引退会見「やり切り過ぎて涙も出ない」

 荒木は昨年6月、史上48人目の通算2000安打を達成。今季はここまで48試合に出場し、打率・243。プロ23年目で自身初の代打本塁打を放つなど勝負強さは健在だ。95年度ドラフト1位で入団。6年目の2001年にレギュラーをつかむと、07年に盗塁王に輝くなど俊足巧打のリードオフマンとして活躍。特に04年から6年連続ゴールデン・グラブ賞に輝いた。井端弘和(現巨人コーチ)との二遊間『アライバコンビ』は、球界を代表する名手の代名詞となった。

中日・岩瀬&荒木が引退 記憶と記録に残る球界のレジェンド…華やかな現役生活に幕
中日・岩瀬九回福留をK斬り 荒木笑顔の有終マルチ ともに引退試合

【中日】浅尾拓也 竜黄金期支えた“史上最強のセットアッパー” 2011年の防御率0・41

中日の浅尾が引退登板 九回に登板、三振も

 中日の浅尾拓也投手(33)が29日、ナゴヤドームで行われた阪神戦の九回に引退登板し、中谷から三振を奪って12年のプロ生活に別れを告げた。

中日の浅尾が引退登板 九回に登板、三振も

 2007年に中日に入団して10、11年と最優秀中継ぎ投手賞に輝いた。11年は中継ぎ投手として初めて最優秀選手(MVP)、ゴールデングラブ賞を獲得。球団初のセ・リーグ2連覇に大きく貢献した。

中日の浅尾が引退登板 九回に登板、三振も

 落合監督が率いた中日の最強時代を支え、11年には79試合の登板で防御率は驚異の0・41。

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【DeNA・田中浩康】歴代5位の通算302犠打 1018安打

 DeNAを戦力外となった田中浩康内野手(36)が現役を引退することが11日、分かった。2005年にドラフト自由獲得枠でヤクルト入団。二塁手でベストナイン2度、ゴールデングラブ賞に1度輝いた。通算302犠打は歴代5位。17年からDeNAに移籍。通算成績は1292試合で1018安打、打率2割6分6厘、31本塁打、351打点。

DeNA田中浩が現役引退へ 通算犠打歴代5位

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