井川慶が引退示唆…メジャーから独立リーグまで渡り歩いた元虎のエース

元阪神のエース・井川慶が現役引退を示唆しました。メジャーに挑戦するも結果を残せず日本球界復帰、オリックスを戦力外となっても独立リーグでプレーを続けていました。名投手よ、どこへ行く。

公開日:2017.11.12

 オリックスは2日、神戸市西区の青濤館で井川慶投手(36)に対し、来季の選手契約を結ばない旨を通告した。

オリ井川に戦力外通告 現役続行に意欲

 瀬戸山隆三球団本部長(62)は「今年春から一度も1軍に上がる機会がなく、推薦もなかった。このままでは厳しいということで、正式に戦力外通告した」と説明。

オリ井川に戦力外通告 現役続行に意欲
井川慶が独立リーグと練習生契約 無報酬の“0円契約”

 阪神や米大リーグ・ヤンキース、オリックスなどでプレーした井川慶投手(37)が22日、兵庫県三田市内の施設で会見を行い、関西独立リーグの「兵庫ブルーサンダーズ」と選手契約(練習生)を結んだことが発表された。背番号は「29」。契約金や年俸はなく、無報酬の「ゼロ円契約」となった。

井川慶が独立リーグと練習生契約 無報酬の“0円契約”

 会見では「まだ野球に対する思いが残っている。ブルーサンダーズの力になれるようにがんばりたい」と力を込めた。

井川慶が独立リーグと練習生契約 無報酬の“0円契約”
井川、状態「6~7割」でも3連続K 独立リーグOP戦で1年半ぶり実戦

 阪神などで活躍し、兵庫ブルーサンダーズ所属の井川慶投手(37)が1日、三田市のアメニスキッピースタジアムで、和歌山FB戦とのオープン戦初戦で初登板した。先発で30球を投げて、2回1安打1失点だった。

井川、状態「6~7割」でも3連続K 独立リーグOP戦で1年半ぶり実戦

 観客もまばらで選手の声が何よりも響く。そんな環境でも、マウンドに立てることが心地良い。野球を楽しめた。初回は連続四死球などで1死一、三塁となり、右犠飛で失点したが、二回は3者連続の空振り三振でピシャリ。「気分はいいですね。投げていて楽しいというのはありますね」。笑顔が浮かんだ。

井川、状態「6~7割」でも3連続K 独立リーグOP戦で1年半ぶり実戦
兵庫・井川 開幕戦登板で2回無失点 「マウンドに立てる喜び」

 「ベースボール・ファースト・リーグ、兵庫14-3 06BULLS」(2日、アメニスキッピースタジアム)
 プロ野球阪神などで活躍した井川慶投手(37)が2日、関西のチームで構成されるベースボール・ファースト・リーグの兵庫の選手として、兵庫県三田市で行われた試合に登板し、七回から2回を投げて無失点だった。

兵庫・井川 開幕戦登板で2回無失点 「マウンドに立てる喜び」

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