広島・辰見1安打1盗塁 フェニックスLで速さ桁違い5戦中4戦で盗塁 “ポスト周東”へ来月上旬の侍合流まで「武器磨く」
「フェニックス・リーグ、広島0(降雨コールド)2ロッテ」(18日、天福球場)
広島・辰見鴻之介内野手(25)が18日、みやざきフェニックス・リーグのロッテ戦(天福)で、1安打1盗塁を決めた。二回、中前打を放って出塁し、続く岸本の打席で二盗に成功。今リーグでは、この日を含め出場した5試合中4試合で盗塁を記録。「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」(11月12~15日・東京ドーム)の出場に向け、武器を研ぎ澄まし続けている。
圧倒的なスピードで二塁を奪った。二回だ。第1打席に中前打で出塁した辰見が、4球目にスタートを切り二盗を決めた。3球目までに相手投手を分析。「クイックが早かったけど、動きとかも見ながら結構良いスタートが切れた」。納得の盗塁だった。
1軍のシーズンを終え、12日から日南入りした。この日を含め、出場5試合中4試合で盗塁を決めている。「常に、自分の武器は磨き続けなければいけない」。果敢に次の塁を狙い続けている姿勢を言葉にした。
初めて侍ジャパンに選出された。卓越した走力は“ポスト周東”として期待される。海外勢との試合は、初めて対戦する投手がほとんど。この日のように、すぐさま相手の特徴を見抜いてスタートを切れる勇気は、日本にとって大きな武器になる。
今リーグではスタメン出場を続ける。徹底するのは自己管理だ。生活リズムは極めて規則正しく、午後10時に就寝。6時に起床し、朝食を済ませると7時過ぎには球場へ足を運ぶ。
「グラウンド外では100%できることをやる」。念入りにストレッチやトレーニングを開始し、意図通りの動きができる状態を作り上げてからグラウンドへ向かう。その一つ一つが、盗塁につながっているといえる。
11月上旬の侍ジャパン合流まで、実戦漬け。打撃や内野守備も磨き続ける日々だ。自らの武器を突き詰めながら、世界へ羽ばたくための準備を進める。
