広島・斉藤汰 最速152キロ10K!8回4失点も来季先発ローテへアピール 課題は立ち上がり「気持ちが前のめりに」

 「フェニックス・リーグ、広島2-4楽天」(15日、生目の杜運動公園第2野球場)

 広島・斉藤汰直投手(22)が15日、みやざきフェニックス・リーグの楽天戦(生目第二)で先発し、8回4安打4失点、10奪三振の力投を披露した。最速152キロを計測した直球を軸に三振を量産。来季の開幕ローテ入りに照準を定め、アピールを続けていく。

 大器の片りんを示す120球となった。斉藤汰が8回4安打4失点ながら、圧巻の10奪三振をマーク。「来季は先発ローテーション入りを狙っている。そこに向けたアピールは始まっている」と、マウンド上で強烈な存在感を放った。

 サイン伝達機器「ピッチコム」を使用し、自身で配球を組み立てた。最速152キロを計測した直球を軸に序盤から攻め込むと、五回途中からは決め球のフォークのキレがさえ渡り、5者連続三振を記録。「フォークが最近決まってなかったので、そこは次の登板も軸に考えていきたい」と手応えあり。球数が100球を越えても球威は衰えず、直球の平均は147キロを計測した。

 一方で課題も明確になった。初回に2ランを含む3失点。前回8日の日本ハム戦でも立ち上がりに6失点を喫した。「最初を抑えたい気持ちが前のめりになってしまって、ちょっと力が入る部分がある」と反省。それでも二回以降は16人連続でアウトを奪うなど、2安打1失点、無四球とほぼ完璧な内容に修正した。「慎重にいくところと、大胆にいくところとをもう少し勉強しながらやっていきたい」と次回以降へのテーマを掲げた。

 チームは今季、規定投球回に到達したのは床田のみ。先発陣の台頭が急務になっており、若手の突き上げが欠かせない。「まずは長いイニングをしっかり投げられるように頑張りたい」と斉藤汰。来季こそ、高いポテンシャルを爆発させる。

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