【横山竜士氏の眼】広島・斉藤優汰 勝ちたいという気持ちが強く伝わってきた 気持ちの波を抑えて動じない強さ身につけることも必要

 「巨人1-6広島」(22日、東京ドーム)

 広島の高卒4年目・斉藤優汰投手(22)が通算5試合の1軍登板で念願のプロ初勝利を挙げた。自身初の巨人戦登板で5回3安打1失点の好投。球団の高卒ドラフト1位指名選手が先発でプロ初勝利を飾るのは2008年の前田健太(現楽天)以来となった。チームの連敗も3で止め、試合後にはウイニングボールを手にして、まばゆいフラッシュを浴びた。デイリースポーツ評論家の横山竜士氏は「勝ちたいという気持ちが強く伝わってきた」と称賛した上で「気持ちの波をもう少し抑え、動じない強さを身につけることが必要」と指摘した。

  ◇  ◇

 昨年まで指導していた斉藤優がプロ初勝利を挙げ、本当に良かった。勝ちたいという気持ちが強く伝わってきて、5イニングの中でいろいろな一面が見えた。立ち上がりや四球を出した場面では精神的な揺れも感じたが、それでも崩れなかったのは成長した証しだ。

 2軍で「四球を出したり打たれたりしても、悪い流れに引っ張られず気持ちを切り替えよう」と、何度も話してきた。その部分はこの日の投球でしっかりできていた。

 ベンチも何とか勝たせようという思いで支えていた。5点差になってもハーン、森浦を投入。周囲への感謝も忘れないでほしい。

 ただ、長いイニングを任せられる投手になるには、気持ちの波をもう少し抑え、動じない強さを身につけることが必要だ。ここをスタートに、さらに内容のいい投球を見せてもらいたい。

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