ヤクルト・青柳晃洋 来季構想外「誰かが見ていると信じて」復活目指すも今季1軍昇格なし 現役続行希望
ヤクルトの青柳晃洋投手(32)が、来季の戦力構想から外れていることが28日、分かった。近日中に球団から通達される見通し。右腕は現役続行を希望しており、今後の動向にも注目が集まる。
阪神で先発陣を支えた青柳が、ツバメのユニホームを静かに脱ぐ。移籍2年目の今季も苦難の道のりだった。先発ローテーション候補として期待され、2月23日の広島とのオープン戦で登板した際は3回1失点と好投。だが、春季キャンプ中に左太もも裏の張りを訴え離脱し、開幕を2軍で迎えた。負傷の影響もあり、今季は1軍昇格がない。ファーム公式戦では20試合で6勝6敗、防御率4・42。直近では今月25日のファーム・楽天戦に2番手で登板し、2回を2安打1失点だった。
昨年メジャー挑戦の夢を断念。「ヤクルトが好き。プレーしたかった」と自らの願いを形にして実現させた。昨季途中の7月下旬、ヤクルトに加入。移籍1年目の昨季は3試合の登板で0勝2敗だった。今季も2軍暮らしが続いたが、試練に立ち向かった。「やるべきことをやっていれば、誰かが見ていると信じている」と必死に完全復活を目指してきた。
変則サイドスローを武器に、阪神時代は通算61勝を挙げてチームを支えた。現役続行を希望し、今後は他球団への移籍を模索することになりそうだ。元虎のエースが、必ず輝きを取り戻す。
◆青柳 晃洋(あおやぎ・こうよう)1993年12月11日生まれ、32歳。横浜市出身。183センチ、83キロ。右投げ右打ち。投手。川崎工科から帝京大を経て15年度ドラフト5位で阪神入団。21年に自身初の2桁勝利(13勝)。25年1月にポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約。同年7月に自由契約となりヤクルト移籍。獲得タイトルは最優秀防御率1回(22年)、最多勝2回(21~22年)、最高勝率2回(21~22年)。22年はセ・リーグ投手3冠の活躍。21年東京五輪日本代表。
