広島 栗林良吏の完全試合途絶える 八回先頭で細川に中前打を浴びる 直前の打席で「頑張れ栗林!」の異例チャントも 無死一塁のピンチは鮮やかに脱出

6回、中日打線を三者凡退に抑え、ベンチに戻る栗林(撮影・北村雅宏)
3回表を三者凡退とし、声を上げる栗林
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 「広島-中日」(29日、マツダスタジアム)

 今季から先発に転向した広島の栗林良吏投手が初先発し、完全試合の快記録は八回先頭で途絶えた。細川に中前打を浴びてしまった。

 立ち上がりからストライクを先行させ、中日打線を牛耳った右腕。1本の安打も許さず、出塁すらさせなかった。中日打線も積極的にスイングを仕掛けてくる中で圧巻のパーフェクト投球。わずか56球で5回を投げきり、マツダスタジアムは大きな拍手に包まれた。

 そして六回も下位打線を三者凡退に斬って快記録を継続。打線の援護がない中、淡々とアウトを積み重ねた。直後に敵失で1点を先制すると七回は上位打線ながら先頭の代打・板山をバックドアで空振り三振に仕留めた。田中幹も遊ゴロに打ち取り、岡林も投ゴロで偉業まであと打者6人となった。

 七回裏の打席では「頑張れ栗林」の異例のチャントもわき起こった。積極的にスイングを仕掛ける姿を見せたが…直後の八回、先頭の細川に中前打を浴び、快記録が途絶えた。直後にマウンドに投手コーチと野手陣が集まり、水を飲んだ栗林。続く福永を左飛に打ち取りしっかりと切り替えた。そしてサノーを空振り三振に仕留め、石伊を右飛に打ち取り8回を無失点。ベンチ前では雄たけびをあげながらナインを迎えた。スタンドも打たれた直後はため息だったが、「頑張れ」の声援が多く飛び、イニング終了後には大きな拍手がわき起こった。

 入団から守護神を務めてきた栗林は今季から先発に転向。キャンプ、オープン戦と順調に調整を進めて開幕3戦目のマウンドに上がった。オープン戦最終登板後には「自分の持っている力を全部出したい」と意気込んでいた。

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