広島・佐々木 開幕4番決定!「やっと出た」自身マツダ1号3安打3打点大暴れ 新井監督「4番目だから背負う必要はない」
「オープン戦、広島5-5ソフトバンク」(22日、マツダスタジアム)
広島・佐々木泰内野手(23)が開幕4番に決定した。初回に自身“本拠地1号”となる先制2ランを左翼席へ。三回には同点の右前適時打を放つなど、3安打3打点の大暴れでオープン戦を締めくくった。新井貴浩監督(49)は大役を託しつつも、「4番じゃない。4番目だから(チームを)背負う必要はない」と背中を押した。
どんよりとした曇り空を佐々木の鋭い打球が切り裂いた。ようやく飛び出した“本拠地1号”。一塁を回り、スタンドインを確認すると自然と笑みがこぼれた。2年目で射止めた開幕4番の座にふさわしい一発。「最後の試合を良い形で終えられたのでほっとしています」と最高の状態でオープン戦を締めくくった。
「4番・一塁」で出場。初回に待望の瞬間が訪れた。2死一塁でスチュワートと対峙(たいじ)。カウント2-2から内角148キロを振り抜いた。「うまく回れた」と腕をたたみながら技ありの一振りで放たれた打球は左中間席に着弾。「やっと出たなと。うれしかったです」と自然とガッツポーズが飛び出した。
1点を追う三回2死一、二塁では大江の低めのスライダーを軽打し、同点の右前適時打をマーク。五回にはヘルナンデスの156キロを再び右前に運び、3安打3打点の大暴れ。「ホームランを打った打席より集中して入ることができた。シーズンもそういう打席を増やしていけたら」と最後まで高い集中力を維持し、快音を響かせた。
オープン戦は出場16試合中15試合で4番に座り、チームトップの7打点をマークするなど、打率・295、1本塁打と堂々の成績でフィニッシュ。昨年の同時期は、オープン戦中に負った左太もも裏肉離れの影響でリハビリ中だった。「今、ここ(1軍)で野球ができてることがうれしい。ここからさらにレベルアップして、シーズン中もいい経験できるようにやっていきたい」と向上心は尽きない。
新井監督は開幕戦の27日・中日戦(マツダ)で佐々木を4番起用することを明言。その上で、「4番じゃない。“4番目”だから(チームを)背負う必要はない」と強調。「ホームランはあとからついてくる。きょうのように打点を挙げてほしい」と“4番目”の打者としての役割に期待を寄せた。
チームの中軸を担うと意気込む2年目のシーズン。キャンプインからここまでけがもなく順調に歩みを進めている。2月27日には侍ジャパンのサポートメンバーとして壮行試合・中日戦にスタメン出場し、“プロ1号”となる本塁打も放っている。「本番はシーズンなんで。どの場面でも自分の打撃ができるように準備していきたいです」と佐々木。期待の“泰砲”が万全の状態で開幕を迎える。





