広島・森下 異例のハイペース 2・10日紅白戦登板に照準「誰もがやりたい場所」2年連続開幕投手つかむ

 異例のハイペースだ。広島の森下暢仁投手(28)が19日、マツダスタジアムで自主トレを公開し、今年初実戦登板の照準を2月10日の紅白戦に合わせていることを明かした。登板することになれば、自己最速での初実戦登板となる。昨季14敗からの逆襲を期す中、2年連続開幕投手にも意欲を示し、競争を勝ち抜く姿勢を際立たせた。

 競争の輪に背番号18も組み込まれていくのだろうか。昨年の開幕投手にもアピールを求めていく首脳陣の方針が色濃くにじむ右腕の言葉だった。自主トレを公開し、キャッチボールやノックで汗を流した森下は「2月10日から紅白戦が入ってくるという話があったので、そこに合わせてしっかりトレーニングしてやりたい」と今後の見通しを示した。

 日南キャンプ第3クール初日の2月10日に紅白戦が行われる予定で、森下は首脳陣から「そこで投げられるようにしておいてという感じでは言われている」という。調整が一任されていた昨春までとはガラリと異なるスケジュールになるが、「いつも通りやっていたら投げられる状態ではあると思うので、そこである程度のパフォーマンスを出して沖縄に行けたら」と前を向く。

 大卒7年目を迎える森下だが、春季キャンプ期間中に紅白戦に登板したことはない。自己最速での初実戦登板は2021年の2月21日に行われた練習試合・阪神戦(宜野座)。直近3年は3月に入ってからのオープン戦で初実戦を迎えている。

 初めて開幕投手を務めた昨年も3月8日のヤクルトとのオープン戦(マツダ)が初実戦だった。他の投手よりもスローな調整が基本となってきたが、このまま行くと今年は前年より約1カ月も早い初実戦登板となる。

 「結果が全ての世界だと思うし、結果が出なかったら終わっていく。自分も投げさせてもらっているだけで、いい成績を残せているかと言われたらそうでもない」と森下は語る。昨季は6勝14敗でエースとしての期待に応えることはできなかった。その責任を背負いつつ、首脳陣から指示があれば、競争の輪に加わる心意気だ。

 昨年8月に発症した右肩炎症からの回復状況については「大丈夫です」と万全を強調。今オフは肩肘に負担のかからない投球フォームを見つめ直した。1月に入ってすでにブルペン投球も始めており、再上昇への障壁はない。

 先発ローテ入りの先に見据えるのは2年連続開幕投手の座だ。「誰もがやりたい場所だと思うので、そこは変わらず。今年は本当に結果にこだわっていきます」。悔しさを糧に-。森下の逆襲に燃える1年が始まった。

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