楽天から広島移籍の辰見が入団会見 現役ドラフト指名は驚きなし「ネットとかで書かれていたので」「広島でひと花咲かせる」

 現役ドラフトで楽天から広島へ移籍した辰見鴻之介内野手が19日、マツダスタジアムで入団会見を行った。

 移籍決定から10日が経過し、「今は気持ちの整理もついて、広島でひと花咲かせようという気持ちです」と決意。自身が現役ドラフトにかかったことに関しては「ネットとかで書かれていたので、そうなのかなと」と予感していたという。実際に指名を受けても「気持ち的には準備はしていた。あまり驚きはなかった」と受け止めた。

 辰見は22年の育成ドラフト1位で楽天に入団。新人年の23年途中に支配下昇格を果たし、翌24年に1軍デビューを果たした。同年オフに戦力外通告を受けて育成で再契約を結び、今年7月に再び支配下に昇格した。今季の1軍出場はなく、通算でも2試合の出場にとどまっている。

 一方でイースタンでは今季88試合に出場し、打率・280、31盗塁。2位に11個の差をつけて、ぶっちぎりでの同リーグ盗塁王に輝いた。自身の持ち味は「やっぱりスピード」と語り、「足の武器を磨いていかないとこの世界では生き残っていけないと思う。そこは忘れずに広島でもやっていきたい」と強調した。

 カープは伝統的に機動力野球を展開しているが、今季チーム全体での盗塁数は57でリーグ5位。辰見は「まずは開幕1軍を目指して、最低でも2桁盗塁したい」とチームに貢献していくことを誓った。

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