広島 田中&松山が来季構想外 コーチ就任、引退試合打診も現役希望し退団へ 田中「諦めが付かなかった」3連覇支えた2人

 広島の田中広輔内野手(36)と松山竜平外野手(40)が来季の戦力構想から外れ、今季限りで退団することが30日、分かった。球団幹部が明かした。ともに現役続行を希望しており、16年からのリーグ3連覇を支えた2人の功労者が、新天地を模索することになる。田中は大野練習場を訪れ、今後に向けた意気込みを語り、ファンへの感謝も口にした。

 チームとファンに愛された男が、カープに別れを告げる。田中は9月上旬、球団から来季の戦力構想から外れていることを伝えられた。コーチ就任、引退試合の打診もあったが、野球を続けたい気持ちが上回った。「そういう舞台を用意されるような選手になったことは、僕自身もうれしい。ただ今年のこの感じだったら、諦めが付かなかった」と率直な心境を明かした。

 12年目の今季は開幕2軍。佐々木の負傷離脱に伴って6月7日に1軍昇格するも、7月14日に2軍降格となった。1軍では14試合の出場で打率・167。しかし、2軍では62試合で打率・333、2本塁打、22打点の好成績を残した。

 鋭い打球を広角に打ち分け、遊撃守備でも軽快な動きを披露。練習姿勢や発言も含め、チームの模範であり続けた。「ファームだけど1年間、『みんなから文句を付けられないような結果を残そう』とやってきた。それが数字として表れたので、まだ頑張りたい思いになっている」と自らの現状に自信をのぞかせた。

 不動のリードオフマンとして16年からのリーグ3連覇に貢献。17年には盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得し、ベストナインにも選出された。球場で背中を押してくれたファンに対しては「一生懸命、応援してくださって本当に僕の励みにもなった。これからも応援してくださると、うれしいです」と感謝。野球への飽くなき情熱を燃やして、挑戦を続けていく。

 松山も他球団での現役続行を目指すことになった。07年の大学・社会人ドラフト4位で入団。巧みなバットコントロールと勝負強い打撃を武器に、3連覇時には中軸を担った。23年には代打打率・380で存在感を発揮。今季はここまで一度も1軍出場の機会がなく、ウエスタンでは53試合で打率・265、1本塁打、14打点だった。

 ◆田中 広輔(たなか・こうすけ)1989年7月3日生まれ、36歳。神奈川県出身。171センチ、85キロ。右投げ左打ち。内野手。東海大相模高、東海大、JR東日本を経て、13年度ドラフト3位で広島入団。14年3月29日・中日戦(ナゴヤドーム)でプロ1軍初出場。同年4月1日・ヤクルト戦(マツダ)でプロ初安打を放った。17年には盗塁王、最高出塁率のタイトルを獲得し、ベストナインに選出された。日本代表として17年WBCに出場。

 ◆松山 竜平(まつやま・りゅうへい)1985年9月18日生まれ、40歳。鹿児島県出身。176センチ、96キロ。右投げ左打ち。外野手。鹿屋中央高、九州国際大を経て、07年度大学生・社会人ドラフト4巡目で広島入団。08年4月24日・ヤクルト戦(広島)でプロ初出場(代打)。11年5月26日・西武戦(マツダ)でプロ初安打、同年6月9日・西武戦(西武ドーム)で涌井から初本塁打を放った。17年にはキャリアハイの打率・326をマークした。

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