広島 6連敗で自力CS消滅の新井監督「粘り強くやっていくしかない」9月1勝7敗、3位DeNAと6差

 「巨人4-3広島」(10日、東京ドーム)

 広島が接戦を落として痛恨の6連敗。自力でのCS進出の可能性がなくなった。9月は1勝7敗の低空飛行で、CS圏内の3位・DeNAとは6ゲーム差に広がった。

 打線は初回、小園の適時打と末包の中犠飛で、2点を先制。1点リードの四回には菊池の4号ソロでリードを2点に広げた。だが先発・大瀬良が直後に岸田に同点2ランを被弾。同点の八回は3番手・島内が先頭への四球から1死満塁とし、代打・坂本に勝ち越しの左犠飛を許した。大瀬良は6回7安打3失点で、東京ドームでは2018年4月15日の勝利以降、12戦勝ちなしとなった。試合後の新井貴浩監督(48)の談話は以下の通り。

 -八回は先頭への四球から。

 「そこがちょっと、もったいなかったかな」

 -序盤の展開は得点直後の失点。流れも悪かった。

 「そうやね。まぁそこは分かっていると思う。点を取った直後というのは、より引き締めてというのは分かっていると思う。まあゲームはつくってくれたと思います」

 -大瀬良は前回3日・DeNA戦で自己ワースト7四球。今回は無四球だった。

 「前回の登板とはね。全然比べものにならないぐらい真っすぐは良かったと思う」

 -打線が初回に先制する試合が続いているが。

 「そうやね。点は取るんだけど、そこら辺がね。うまくかみ合っていない状況が続いているかなと。そこは我慢して」

 -八回の好機では、佐々木がそのまま打席に立った。

 「もちろん。あそこは代打というのは全く考えていなかったです。経験してもらいたい。あそこはね。彼にとって、打てればいいですけど、打てなくても、成長していくためにも必要なことかなと」

 -苦しい状況が続く。選手に求めるものは。

 「粘り強くやっていくしかないと思う。選手は頑張ってくれていると思う。粘り強くやっていくしかない」

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