広島 初回6失点の床田に新井監督「初回だけだった」打線は戸郷を捉え切れず「レベルアップしていかないと」

 「巨人6-4広島」(9日、東京ドーム)

 広島が今季4度目の5連敗を喫し、借金は今季ワーストを更新する13に膨らんだ。チームは9月7試合を終え1勝6敗。3位・DeNAとのゲーム差は5に広がった。

 1点を先制した直後に先発・床田が崩れた。リチャードに満塁弾を浴びるなど、初回1死から7連打で一挙6失点。二回以降は1安打に封じて7回8安打6失点も、自己ワーストの10敗目。二回にプロ初本塁打となる2ランを放つも、空砲に終わった。打線は五回に坂倉の適時二塁打で1点を返すも、六回以降は無得点に終わった。試合後の新井貴浩監督(48)の一問一答は以下の通り。

 -先発・床田は初回だけだった。

 「そうやね。初回(球が)高かったかなという感じかな。本当、初回だけだったので、もったいなかった。次回は入りからしっかり行ってもらいたいと思う」

 -前回2日・DeNA戦も2回7失点KO。初回の入りに苦しんだ形になった。

 「でも今日は違ったアプローチをしていたと思う。また次しっかり立ち上がり、入っていけるようにやってもらいたいなと思います」

 -当初は中4日で7日・阪神戦に先発予定だった。そこから中6日で登板になったことによる難しさもあったかと。

 「難しさはないでしょう。(登板間隔が)短くなるわけじゃないから。本来のリズムだから、難しさはそんなにないと思う」

 -打線は安打は出ていた。

 「ヒットも出ていたし、チャンスもつくれていたしというところかな」

 -戸郷は変化球に苦しむ中、直球で押してきたが、そこを捉え切れなかった。

 「横からなので、コースとかは分からないけど、カウント球とか甘い球は、けっこうあったと思う。それを打ち損じるとキツいところがある。そこはレベルアップしていかないといけない」

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