広島 2安打2打点の坂倉に新井監督「だんたんと、らしくなってきたかな」

 「ヤクルト2-4広島」(29日、神宮球場)

 投打のかみ合った広島が今季最長タイの5連勝を飾った。5連勝は4月10~15日以来、2度目。

 攻撃陣をけん引したのは坂倉だ。二回2死一塁から低めカーブを捉え、左中間に適時二塁打。自身64打席ぶりの適時打でチームに先制点をもたらした。四回は羽月に適時三塁打が飛び出し、なおも1死三塁から再び坂倉が右前にはじき返して3点目を奪った。扇の要は試合前時点で今月の打率・171。低空飛行が続いていた中、確かな上昇ムードを漂わせた。

 投げては先発・森が7回2安打1失点の好投を披露した。立ち上がりからリズム良く腕を振って六回まで1安打投球。七回2死から村上にソロを浴びるも、後続を寸断して7月31日・阪神戦以来の6勝目を手にした。以下、新井貴浩監督(48)の一問一答。

 -森は立ち上がりから落ち着いていた。

 「そうやね。両サイドに緩急も使いながら、ナイスピッチングだったと思います」

 -以前に立ち上がりに苦しんだ登板もあった。

 「そこから入りもしっかりしているから。本人も意識していると思うし、ナイスピッチングだった」

 -8回から継投。森の球数は95球。7回2死で村上に被弾した。それも踏まえた判断か。

 「28日は島内と森浦が投げていないから、状況的にもいきやすかったよね。本塁打を打たれてなくても、そのまま(継投)だったかもしれない」

 -打線は坂倉が2安打2打点。

 「だんたんと、らしくなってきたかなと。きのう(28日)の試合も内容を見て、ちょっと上がってきたかなと」

 -森下が離脱した中で先発陣の奮闘が際立つ。

 「よく頑張ってくれていると思うよね。今日投げた森もそうだし、大地(大瀬良)もそうだけど、若いピッチャーも、いいものを見せてくれていると思います」

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