広島・新井監督 矢野とファビアンの激突は責めず 「誰も責めることはできないよね」矢野「見えてないのかと思って」
「広島2-5阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島は逆転負けで2連敗となった。同点の五回2死一、三塁から、遊撃後方への飛球に対して前進した左翼・ファビアンと、背走した矢野が激突して捕球できず、2者が生還して決勝点を奪われた。
新井監督は「結構(打球が)高く上がっていたし、まあ誰も責めることはできないよね」と擁護した。矢野は両手を広げたファビアンのしぐさが「(打球が)見えてないのかなと思って、声も聞こえなかったので。ファビアンは出したと言っていたけど、聞こえていなかったので、(捕球に)行かないといけないなと自分の判断で行った」と説明した。
六回の攻撃終了後に途中交代となったファビアンは広島市内の病院を受診し、「左頬の顔面部の打撲」と診断された。




