広島が1イニング4安打で戸郷攻略 先制点献上直後に鮮やか逆転劇 菊池が逆転2点適時二塁打

 「広島-巨人」(11日、マツダスタジアム)

 広島が1点を先制された直後に3点を奪って逆転に成功した。菊池涼介内野手が逆転の2点適時二塁打、会沢翼捕手が適時打を放った。相手先発・戸郷を攻略した。

 森下と戸郷のエース同士の投げ合い。森下が二回に先制を許した直後に打線が奮起した。先頭・末包、野間が連打で好機を演出すると、1死二、三塁から菊池が三塁線を破る逆転の2点適時二塁打。鮮やかな逆転劇に本拠地のファンは沸き立った。

 さらに2死後に、9番に入った捕手・会沢が左前に落とす適時打を放って、3-1とした。

 相手先発・戸郷に対しては昨季7度の対戦があり、防御率1・52に抑えられていた中、集中打を浴びせた。

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