広島・野間 今季初2番でリーグ2位の打率・307 好調キープ3戦連続安打 先発19戦で無安打4試合

 「中日0-0広島」(28日、バンテリンドーム)

 無得点に終わった打線の中で、今季初めて2番に入った広島・野間峻祥外野手が1安打を記録。「いろんな兼ね合いがあると思う。僕は置かれたところで仕事をするだけなので」と頼もしく言い切った。

 初回。高橋宏との対戦は全球真っすぐだった。カウント2-2から154キロに詰まりながらも「飛んでくれたところが良かった」と二遊間を破った。これで3試合連続安打。開幕から19試合にスタメン出場し、無安打だったのはわずか4試合。打率はリーグ2位の・307をマークするなど、好調をキープしている。

 数字が示す安定したパフォーマンス。しかし、本人は波の小ささについて「どうなんですかね」と首をかしげた。「打てていることは良いことだが、もう少し良いところで打てるように」と満足はしていない。「走者なしで打つよりは、走者がいる場面でチャンスを広げたりとか、もう一個高いレベルでできるように」と自らにさらなる進化を求めた。

 例に挙げたのが、延長十一回だ。1死から秋山が内野安打で出塁した後の打席。左翼席の鯉党のボルテージも上がる中だったが、清水の前に3球三振に終わった。「なんとか得点圏には進めたかった。今後はあのような打席がないように」と反省。「どんな場面や打順でも、結果を残せるように準備していきたい」と好調な打棒に、さらに磨きをかけていく。

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