動脈瘤破裂で緊急手術の元広島、阪神の安仁屋宗八氏がラジオ復帰 医師から「よう生きとるなあ」 17日広島-阪神戦で解説復帰

 6月23日に動脈瘤(りゅう)破裂で緊急手術を受けて療養していたデイリースポーツ評論家で元広島、阪神投手の安仁屋宗八氏(78)が7日、月曜パーソナリティーを務めているRCC「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」に復帰した。

 冒頭で「アニヤソウイチです。無事帰ってきました」と元気よくあいさつ。番組を欠席中に代打で出演していた同局の横山雄二アナウンサーが安仁屋氏の名前を「ソウシチ」、「ソウロク」ともじっていたものを受けてのものだった。

 「ヨコチン(横山アナ)にはほんとうにお世話になりました」と感謝すると、相棒の桑原しおりアナウンサーが「RCC中が喜んでいる。朝から行列ができていました」と喜ぶとともに、リスナーからの復帰を祝うコメントも紹介した。

 桑原アナウンサーが病状を聞くと安仁屋氏は「3日間意識がなかった。動脈瘤が破裂して先生が『よう生きとるなあ』と言っていたくらい。運があった。いい先生に巡り合った」と話した。

 入院中も意識が戻ってからは広島戦をテレビ観戦。「看護師さんがどうなったとか聞きにくるんです。カープは愛されてます。久しぶりにゆっくりさせてもらったというか、退屈だった」と入院生活を振り返った。

 7月上旬に退院して散歩も再開。4日からはノンアルコールビール一本も飲み「苦かったですよ。散歩は2万歩を目標にしていたけど、今は半分くらい。酒のために歩くんですから焼酎も1杯くらいいいかなと思うんですが、許可がでるまでノンアルコール一本で我慢します」と笑った。

 趣味のパチンコについても「月曜(7月31日)に病院の帰りにちょこっと寄りました。2時間ちょっと。それ以上はやらないかな。ハンドルを持ってちょっとやったら気がすむんです」と通常の生活が戻ってきたようだ。

 黒田博樹氏から連絡もあり、4日の広島-巨人戦で山本浩二氏と解説をするため球場に誘われた。「行く予定だったけど、あまりにも暑かったので断りの電話を入れた。山本監督にもよろしく言っといてと伝えた」。野球解説は17日の広島-阪神戦(マツダスタジアム)で復帰する予定となっていることも明かした。

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