広島・新井監督がNPB通算1500安打の秋山を称賛「自分自身にストイック、生きた手本」
「DeNA5-7広島」(16日、横浜スタジアム)
広島が相手先発・バウアーを攻略し、4月16日以来1カ月ぶりに貯金を今季最多タイの3とした。2位DeNAとは0・5ゲーム差に肉薄。4カード連続ビジターゲームの星勘定は6勝1敗となり、2週間に及ぶ長期遠征での勝率5割以上を確定させた。
打線は初回に5連打で4得点。初回3得点以上は今季初で、二回も3点を追加した。バウアーから2打席連続適時打を放った秋山は5打数4安打の固め打ちで、NPB通算1500安打を達成した。
投げては先発・床田が7回8安打3失点で4勝目。相手に追い上げられたが、九回は矢崎が振り切った。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。
-初回から打線が活発だった
「各自が、いい対応の仕方をしていた。各選手がプランニング通りに対応できた、いい攻撃だった」
-力強い球をはじき返していた
「前回対戦して、体感しているので。変化球の軌道などを体感しているので、少しずつ色んなものが出ている。すごくいい攻撃だった」
-初回に二塁打を放った野間がそのまま途中交代
「ちょっと(右)ハムストリングが、力が入らないというので、ちょっと様子を見てという形で」
-秋山がNPB通算1500安打
「すごいね。開幕から素晴らしい、としか表現できない。若い選手も彼の試合の結果だけではなく、そこに至るまでの練習や準備、そういう生きたお手本が近くにあるわけだから、彼の練習、準備等を勉強してもらいたい」
-ずっと試合に出られるところも
「体も強いし自分自身に対して、ストイックで厳しい。なかなか、あそこまでストイックに追い込める選手はそんなにいない。生きた手本なので」
-床田の投球は
「立ち上がりは探り、探りではあったと思うけど、徐々に本来の球を、というかきょうも粘ってゲームを作ってくれたのでナイスピッチングだった」
-カード初戦で勝利は大きい
「大きいよね。初戦を取れたのは2戦目につながってくる。中継ぎがしっかり頑張ってくれて、よく逃げ切ったいいゲームだった」





