広島・19歳田村 1軍生き残りへ好打&好走&好捕 17日からの沖縄C行き切符つかむ

 2回、田村は右中間に二塁打を放つ(撮影・山口登)
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 「広島紅白戦、白組3-3紅組」(12日、天福球場)

 2年目の広島・田村俊介外野手(19)が、走攻守で存在感を示した。二回、中堅から右中間寄りに運ぶと、迷わず二塁へと向かった好走塁で二塁打に。右翼守備では、フェンス際の打球をジャンプして好捕だ。沖縄キャンプ行きの切符をつかむ気持ちが、全面に表れていた。

 「練習でやってきたことが、実戦でできて良かった」

 二回1死からの打撃は、2ストライクから遠藤のチェンジアップに食らいついたもの。昨季は追い込まれると落ちる球に四苦八苦。課題克服に向け、1月の松山との合同自主トレでも取り組んだのが、追い込まれた後の打撃。成果を証明した。

 右翼の守備では、三回1死で韮沢の飛球に懸命にグラブを出し、つかみ捕った。首脳陣に対し、球際の強さをアピールだ。

 「自分の持っているものを出そうと(日南に)入って、しっかりできています」

 1軍キャンプは初参加。失敗を恐れずにプレーし、多くのことを吸収している。打撃面では新井監督からタイミングの取り方などの助言を受け実践。実り多い時間を過ごす。

 13日も紅白戦が行われる。17日からの沖縄キャンプに帯同するため、競争を勝ち抜く決意だ。「あした(13日)も結果を出さないといけない。しっかり切り替えて頑張りたい」。19歳の若鯉は力強く言い切った。

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