巨人電撃復帰の長野久義が涙でカープに感謝「家族のように声を」「来年は優勝争いを」

トレードでの巨人復帰が決まった心境を語る途中、言葉に詰まる長野(撮影・立川洋一郎)
 室内練習場に向かう長野久義(撮影・立川洋一郎)
 トレードでの巨人復帰が決まり心境を語る長野(撮影・立川洋一郎)
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 広島、巨人両球団は2日、長野久義外野手(37)の巨人への移籍が合意に達したと正式発表した。

 長野はこの日、マツダスタジアムへ訪れ、関係者らへ挨拶した。その後、報道陣に取材対応。瞳を潤ませ、「本当に家族のように迎え入れてくれたので、いいときもわるいときも常に声をかけていただいて、本当にこの4年間で…。本当に、ありがたかったですね」と球団やファンの思いに感謝を示すと、クルッと後ろを向いて涙をぬぐった。

 続けて、「まさか泣くとは思わなかったので、ちょっとごめんなさい。よかったカメラいなくて。そうですね、本当にここ(マツダ)だったり東京ドームで受けた声援がね、忘れません」と、声を震わせた。

 長野は19年1月、巨人がFAで獲得した丸佳浩の人的補償で広島に移籍。4年間を広島で過ごしたが、5年ぶりとなる古巣への電撃復帰が決まった。

 最後は巨人で-、と広島の打診で実現したトレード。長野は「来年、カープと巨人で優勝争いができるように」と、思いを語った。

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