広島入団の秋山翔吾 決め手は「2000本」、3年総額5億円、背番号は『9』

 広島入団会見を行う秋山(撮影・立川洋一郎)
 カープのユニホームに袖を通し気合を見せる秋山(撮影・立川洋一郎)
 カープのユニホームに袖を通し気合を見せる秋山(撮影・立川洋一郎)
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 広島に入団が決まった秋山翔吾外野手が30日午前11時から広島市南区のマツダスタジアムで入団会見に臨んだ。

 3年契約で出来高払いを含めて総額5億円、背番号は『9』に決まった。

 古巣西武、ソフトバンクとの争奪戦となったが、広島に決めた理由を問われると「やはり選手としてまだまだ長くやりたいという思いと鈴木本部長から2000本という言葉が個人としての思いとしてはもっていたんですけど、フロントの方からそういう言葉が出てきたということをすごくうれしく思いました」と話した。

 会見直前には松田元オーナーからも「ボロボロになっても2000本打ってくれ」と言われたと明かし「あらためて鈴木本部長も含めてそういう言葉をいただけたのはありがたいなと思いました」と感謝していた。

 現在のコンディショニングについては米国滞在時の6月初旬にコロナ陽性になったこともあり、満足のいく練習はできていなかったと明かした。

 「焦らないでいいという言葉に甘えずに自分の中ではしっかりしたものを早く取り戻せる準備だったり気持ちのコントロールをしてチームに合流したいと思っています」

 最後にファンへのメッセージを求められ「まずこれから秋山翔吾という選手がどういうことができるのかどういう風にやっていくかをしっかり見てもらいたい。獲ってもらった以上、選手としてしっかりしたプレーを見せて、歓声をもらう、拍手をもらいたい気持ちはすごくあるのでそれがまずは早く、そして長くやれるように頑張っていきますのでこれからこういう選手だなと言うのを知ってもらいたいです」と話した。

 広島の背番号9は丸佳浩外野手が2014年から巨人にFA移籍する18年まで付けたが、その後は空き番号になっていた。

 また、広島では秋山入団に感謝の思いを込めて『秋山翔吾ありがとうフェースタオル』を7月1日から通信販売で受け付ける。

 ほかにレプリカユニホームなども販売を開始する。

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