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広島・堂林 天敵討ち代打決勝弾で3連勝 大歓声呼ぶも貪欲「またスタメンで」

 「広島1-0中日」(22日、マツダスタジアム)

 広島・堂林翔太内野手(30)が大仕事だ。六回に代打で登場し、柳から左翼スタンドに運ぶ3号ソロ。自身8年ぶり2本目の代打弾が決勝点となり、カード3連勝で貯金6をもたらした。首位ヤクルトとは1・5ゲーム、2位・巨人とは0・5ゲーム差。上位を射程に収めながら、苦手交流戦もこの勢いで暴れまくる。

 甘く来た1球を堂林は逃しはしなかった。両軍無得点の六回先頭。好投のアンダーソンに代わって登場すると1ボールから柳の136キロカットボールを左翼スタンドに運んだ。右手を突き上げるガッツポーズを繰り出すと、興奮のスタジアムを味わうことなく足早にベースを一周した。

 「感触がかなり良かったんで、打った瞬間いくと思いました」

 これが天敵・柳に今季22イニング目にしてチーム初の得点。過去2試合で2敗を献上していたが、プリンスの一撃でようやく勝利をもぎ取った。

 この日も苦戦を強いられた。三回までパーフェクト。五回1死から小園の内野安打がチーム初安打。佐々岡監督は好投のアンダーソンに代えて代打・堂林で勝負に出た。

 「ナゴヤドームで打席に立ち、球を見ている。なかなか連打というのが難しい状況だったので、一発は大きかった」

 前回1日の対戦では7回を無得点に抑え込まれた。だが、堂林は4打席目に中前打を放っていた。その経験に賭けた。

 堂林も指揮官の思いを理解して打席に向かっていた。

 「ナゴヤで立っていた分、どういう軌道というか、球種っていうのは描けていましたし、狙い通りです(笑)。それはうそです。ある程度イメージできていて、攻め方もベンチで見ながら、狙い球を絞って打席に立てた」

 14年4月8日・巨人戦でマシソンから打って以来、自身2本目の代打弾は天敵討ちとチームに3連勝をもたらせた。

 劇弾を放ったが、代打稼業に落ち着くつもりはない。一時は1番に定着した時期もあった。今も大盛、野間、中村健らと競争の中にある。

 「もちろん試合は出たい。結果が出た選手が使われるという現状なので。貪欲に結果を出して、またスタメンで出られるように、準備はしていきたい」

 昨季は打率・190、0本塁打と不振に終わった。輝きを取り戻したプリンス。背番号7には大歓声が似合う。

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